2014年4月9日にWindowsXPのサポートが終わるよ!
2014年4月9日にWindowsXPのサポートが終わるので、実家にあったXP機の活用を考えていました。
売っても値段がしれてるので、Linuxでも入れて予備機にしようと思い、とりあえず使い勝手が良いというUbuntu(うぶんつ)を入れることにしました。完全無料。フリーミアムの時代来てるよ!
Ubuntuはどこにあるのか
Ubuntu で検索、もしくは Ubuntu Japanese Team をクリック。トップページがこれ。
「Ubuntuのダウンロード」→「日本語 Remix イメージのダウンロード」とクリック。
北陸先端科学技術大学院大学とかKDDI研究所とかいろいろありますが、Ubuntuデータを置いてくれているサーバの場所らしいので、どこでも良いと思います。僕は北陸先端科学技術大学院大学からダウンロード。
64bitと32bitの二種類がありますが、メモリが2GB以下なら32bitがいいらしい。それ以外は64bitかな。
Ubuntu-ja-〜〜〜.iso(ISOイメージ)をクリックしてダウンロードします。
UbuntuインストールDVDを作成
最近のUbuntuは1GB近くあるのでDVD必須です。
isoイメージをDVDに焼いて作成するので、isoイメージの書き込みソフトが必要です。僕は DVD Decrypter を使用。使い方がわからない方は「DVD Decrypter 使い方」等で検索して下さい(´・ω・`)
Ubuntuをインストール
UbuntuインストールDVDができたら、インストールするパソコンのDVDドライブに入れて起動。Ubuntuデスクトップが表示されます。
デスクトップ上に「Ubuntu **.** のインストール」と書かれたものがあるので、これをクリックしてインストールを進めます。言語設定は日本語で、次の画面は
- 「インストール中にアップデートをダウンロードする」はオフ
- 「サードパーティーのソフトウェアをインストールする」はオン
で進めます。アップデートはネットに接続しないとできないので却下。サードパーティーはFlash等の必要なソフトウェアを同時にインストールできるようなのでどうせなら一緒にインストールしておくとよいでしょう。
インストール方法
「それ以外」を選択して細かく設定します。理由は後述。
パーティションについて
メイン
パーティションの設定についてはいろいろ調べた方が良さそう。とりあえず、タイプは「基本パーティション」、場所は「この領域の始点」、利用方法は「ext4(ジャーナリングファイルシステム)」で、メインのパーティションのマウントポイントは「/」で設定。サイズはお好みですが、少なくとも10000MB(10GB)、40000MB(40GB)あれば不足はなさそうという感じです。
スワップ
これとは別に、スワップパーティションを設定。「論理パーティション」「この領域の始点」で設定し、利用方法は「スワップ領域」とします。サイズはメモリのサイズと同じかやや大きいくらいが目安らしい。
homeディレクトリ
後は、homeディレクトリだけは設定やデータがたまるので、homeディレクトリだけはパーティションを分けておいたほうがアップデート時に面倒くさくないらしい。なので、同じ基本パーティション・この領域の始点・ext4でマウントポイントは「/home」のパーティションも作成。こちらはデータ保存にも使えるので、空き領域全て使って良さそう。
以上でパーティション設定は終了!HDDの選択に間違いがないか確認してインストールをクリック。
それ以降の設定
どこに住んでいますか?
現地時間の設定なので、Tokyo を選択。住所じゃないよ(`・ω・′ )
キーボードレイアウト
日本語→日本語。日本語(Macintosh)とかありますが、恐らくMacbookにインストールする時に使うのかな。
あなたの情報を入力してください
名前は適当に入力。英語のほうがよさそう(Tanakaとか)。コンピュータ名はDesktopとかで。パスワードは設定しなくても良さそう。
これでインストールは終了!再起動します。
再起動後にやること
Mozcを設定
再起動したら「Mozc(もずく)セットアップウィザード」が出てきます。ibus-mozcはGoogle日本語入力らしいので設定した方がよさそう。「入力ソースの切り替えをSuper+spaceからCtrl+spaceに変更しますか」も「はい」を選択。
ネットに接続
右上の無線LANっぽいアイコンをクリックします。
接続するSSIDを選択し→セキュリティーキーの入力で一発で接続完了。接続後はアイコンが通信中に変わります。
早速Youtubeでヒカキンの動画見てみたところ、若干滑らかさに欠ける。ドライバ入れてないからかな?
ドライバ
標準でドライバが入ってるらしく快適に動きます(・ω・)ノ
Youtubeを全画面表示で見てみると若干カクカク表示だったのでドライバが原因だと思ってたのですが、マザーボード搭載のオンボードグラフィックだから単純に性能が低いからかもしれない。
というわけでファンの壊れたビデオカードを引っ張り出してきて、ファン電源を引き抜いて取り付けてみたところ、滑らかに試聴できました。ビデオカードはゲームでもしない限りファン無くても問題ないのでこれでよし(・ω・)ノ
Macromedia Flash Player
標準で付属するFirefoxでYoutubeを見たところインストールが必要だと表示されたのでそうしました。
アプリケーション(画面左側のランチャー部分?)の中央Aマークの「Ubuntuソフトウェアセンター」を開いて、右上の検索バーに「Flash Player」と入れて検索し、Macromedia Flash Player を選択して右側のインストールボタンからインストールします。
以上で大まかな設定は終了!
使ってみて感じたデメリット
exFATは未対応
WindowsとMacの両方で読み書きができるexFATファイルシステムはUbuntuでは動かないみたいです(設定したら動くみたいです)。
NTFSなら読み書きできるみたいなので、Windows機とのデータ共有であればNTFSでフォーマットするのが最適ですが、Macから書き込みができなくなります。
対応ソフトが少ない
Windowsのプログラム(.exe)やMacのプログラム(.dmg)はまず動かないと思ったほうがいいので、WindowsやMacで使っていたプログラムを引き続き使い続けたい場合にはそのプログラムのLinax対応版が必要です。
ブラウザやSkype等の著名ソフトであればLinaxにも対応しているのがほとんどですが、大抵のプログラムはWindowsのみの対応なので注意が必要です(・ω・)ノ
結論
サポートの切れたXP機を予備機として使うには最適!何より無料なのがありがたいです(・∀・)
メイン機としてはやはりWindows7以降かMac OSX あたりが必要かなと思います。特に仕事で会計ソフトなどを使用する場合、大抵Windowsでしか動作しなかったりするのでWin機は必須かと思います。
Macしか持ってない場合はデュアルブートでWin7を入れてもいいですし、ヤフオクで中古の Thinkpad Edge を落として使うのもいいと思います(・∀・)ノ
軽量版のLubuntuというのもあるらしい。
ブラウジングメインならLubuntuがよさそうです。
さらに、WindowsプログラムはWineというソフトを使えば大抵動くらしい。これは凄い!(゚ω゚)